”空手バカ一代”~極真誕生の軌跡

押忍! TAKAです。


さて言わずと知れた  空手バカ一代 をご存知でしょうか?


もちろん格闘技経験のある方や、私より上の年代の方はご承知の通り、


はい  極真空手  創始者 大山倍達 列伝であります。


1970年代に漫画として世に出、そのあとアニメにもなっています。


まだ、Tが生まれる前ですね~


内容とはいうと、多少脚色はされてますが、実話をもとに作られたノンフィクション
であります。


設定は大山倍達が終戦後、特攻隊の生き残りとして物語がはじまり


よくあるあ悪党などとケンカの末、一時はヤクザの用心棒になるが


最終的に空手を極めるため山籠もりや闘牛などと激闘を繰り返し


世界の強豪たちを倒して空手を世界に広めるというストーリー。


元々、空手というのは伝統派空手でいう寸止め空手しかなかったようです。


なぜ寸止めで当てないのかというと、そのまんまホンマに当たると痛いからです(笑)


と、いいますか実際 {危険} だからです。


本来空手は顔も殴ります。


基本稽古や型でも上段突きがあります。(顔面への攻撃)。


ですから顔面ありだと、本気でパンチを当てればやはり危険ですよね?


昔なんざ、サポーターやバンテージなんてありゃーしません。


せいぜい布を拳に巻くぐらいなものでしょう。


で、当たるとと危ないのでギリギリで突きや蹴りが当たるのを止める


寸止め空手が推奨されたんでしょうね。  まぁ平たく言うと。


ですが、この 大山倍達 という人物は直接打撃を当てる


フルコンタクト空手を提唱したのであります!


それが、極真空手の始まりでもあります。


因みに東京オリンピック競技に選ばれた”空手は


全空連の伝統派空手であり寸止め空手であります。


当時大山総裁がフルコンタクト空手道場を立ち上げた当初はいろいろ


賛否両論あり特に批判されたようです。


ですが、この{空手バカ一代}の影響力が強く


門下生が一気に増えてゆき大山倍達に憧れ多くの後の名選手達が入門しました。。


そして 一大勢力 ”極真会館” へと世界に拡大していくのでありました。


その後、大山総裁が他界し、極真は分裂を繰り返し今では星の数ほどの流派


ができています。


現時点では、大山総裁の遺言状の極真の後継者は松井章圭とされています。


しかし、大山総裁の血筋である遺族側がこれに不服とし裁判を起しています・


結果  遺言書は無効となるのですが、後継者?である松井章圭はそれを


受け入れず新しく会館を立て 極真会館 館長として今現在に至るらしいです。


極真の歴史、分裂劇はいろいろあり書籍もものすごく分厚いものなので詳しくは


またの機会に書きます。


しかし闘牛どうやって倒すんやろ?  武井壮なら解説してくれるかな?(笑)






ではでは、   押忍!!!

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