正拳突きの極意

空手の特徴であり、空手の基本技です。  フルコン空手の場合中段による突きの場合が多いです。
だいたい腰か胸辺りから拳をまっすぐ180度ひねり込みながら相手の水月(みぞおち)もしくは顔面を狙って突きます。 この時突いた腕の逆の腕は、突いたと同時に引きます。
 この引手が空手独特なんですが、この引手がかなり重要で威力も変わってきます。
ひき手をより意識し、より素早く(引手を)引きながら、突いたほうがより反動がつき強い突きが可能となります。
 この時に重要なのが拳は強く握らず軽く握って当たる瞬間だけ強く握ることです。


これに加え腰の回転力と上半身の反動を利用するとさらに威力が増します。 
そして更に要素を加えるとしたら前傾姿勢(前屈立)の状態で足が床にしっかり踏ん張っていて、かつ、拳、腕、肩、上半身、腰、後ろ足が一直線上にあり長い棒を突くイメージですべてがタイミングがそろえば爆発的な突きができます。身体全体を使う突きです。  フルコンタクト空手(極真空手)で言う一撃必殺の技になります。 
 
たかが、拳一発の攻撃ですが、極めればそれこそ一撃で相手を倒せる技です。
もちろん、実戦を想定して上段にも突きますから顔面へのダメージは相当受けるでしょう。


空手の突きというのは極真系の考え方ですが、ボクシングと違い一撃で倒すことが目的の突きなのです。

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